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JL1NIE ’s blog

趣味のアマチュア無線やプログラミングについて徒然と。

21-18-14 Linked-Dipole作りました

今週末は天気があまり良くないようなのでアクティベーションはお休みです。これを機会に以前から作ろうと思っていた3バンドLinked Dipoleいわゆるギボシダイポールアンテナを作りました。

もちろん用途はSOTAアクティベーション。コンパクトにすることを主眼にしました。(CQ誌3月号のJH0CJH局のノウハウをフルに活用させていただいています。)

・バンドはHB-1Bに合わせて21-18-14のみ。エレメント長のレシピはこちらを参考にさせていただきました。(これより下のバンドに出る場合はEFHWバーチカルを使う予定です。)

・山頂ではinvVでも両側のエレメントをバランスよく展開できないことが多いと思われるのでソータバランとしました。

・軽量化のため同軸ケーブルも1.5D-2Vとしました。多少ロスはあるかもしれませんが、どうせHFですし軽量化最優先としました。

さて、まず最初は同軸ケーブル作りです。

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手元でアンテナを調整するために同軸ケーブル1/2λの整数倍長とします。1.5D-2Vの短縮率が0.66ぐらいなので1/2λで約4.7m。これだと実際の運用に流用しづらいので1λとしました。10m弱に切ったケーブルの片方にBNCコネクタをつけ、一方をショート。使う周波数でインピーダンスが0になるようにケーブルを切り詰めると1λの同軸ケーブルの出来上がりです。

次にトロイダルコアFT-50-43に0.4mmのポリウレタン線を4T巻いたバランを作り、ターミナルを取り付けケース(SW40)に格納します。なお同軸とバランは軽量化のために直結にしてしまいました(というのは嘘で圧着式のBNCコネクタを破壊してしまったためです。買い出しにいくのが面倒で。^^;;)

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次に小型のアクリル板にバランをインシュロックで固定。エレメントを固定するプラスチック製のカラビナ?もインシュロックで固定しました。なるべくお手軽にするためにかなり適当な作りです。壊れたらインシュロック付け直せばいいやぐらいで作っています。

f:id:CentralAttack:20160312203011j:plainギボシを用いて接続するエレメントは名前札を加工したもので固定しています。バランに近い側のエレメントは仮止め、反対側はギボシを圧着した上でインシュロックで名前札に固定してあります。バランを固定したアクリル板にロープを取り付け、釣竿(先端が細すぎるため3段分抜いてあります)の先端に取り付けた滑車に通します。

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給電部を持ち上げ、高いバンドからエレメント長の調整を行います。両サイド同じ長さだけ切り詰め目的の周波数でj=0になるように調整します。滑車を付けたのでエレメントの上げ下ろしはロープを引っ張るだけ。アンテナの調整がとても簡単になりました。実際の運用のバンドチェンジも同じようにしたいと思います。

目的のバンドでエレメントの長さが決まったらギボシを圧着し、次のバンドのエレメントに接続。各バンドで同じように調整を繰り返していきます。こちらは最後のバンドの14MHzの様子。最後はここまで追い込めました。

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フルサイズのダイポールだけあって帯域も広いです。試しに21MHzでモスクワ近郊の局を呼んでみたところ5W弱で449のレポートいただけました。

ギボシダイポール、SOTAアクティベータの各局ご推薦だけあってなかなか良いアンテナでした。しかしセンターフィードの宿命で長い同軸ケーブルにバラン、加えてエレメントを固定するロープなど装備が確実に増え、その上アンテナの展開にも時間がかかります。その点ではシンプルな構成のバーチカルEFHWも魅力的なアンテナです。行く先々の状況やQRVするバンドに応じて使い分けるのが良さそうです。

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