デジタルオシロが来た
なんだかんだとずっと購入を悩んでいたデジタルオシロですが、最近また少し自作に手を出し始めて購入熱が再燃してしまいました。「とりあえず何か一台はないと色々不便なのでは」と7M4EZBさんに背中を押して押していただき決めたのが、こちらのDS1054Zです。
AliExpress/Amazon/eBayと購入ルートは色々あるようですが国内代理店の保証もついているということでAmazonで購入することにしました。市川の倉庫に在庫があるようで発注してから数日で届きました。箱は大きいですが本体はコンパクトです。
早速Si5351をTeensyに繋いでgithubからetherkitのArduinoのライブラリを入手。ARMではFlashメモリをアクセスするpgmspace.hがないので#ifdefで外し、PROGMEMをconst修飾子にdefineしておきます。
早速ブレッドボード上で組み立ててみると、うんともすんとも出力が出てきません。オシロで見るとTeensyのi2cのSCL/SDAにも何も出力されていません。あー、そういえばi2cはオープンドレインなのでプルアップしなきゃとやっと気が付きました(以前のボードでは内部でプルアップされていたので、うっかりしていました)。こういうときのデバッグには(レベル低いですけど、、、)やはりオシロは便利です。
お試し版なので35時間しか使えないのですが、i2cバスでトリガがかけられるというので試してみました。Si5351のi2cアドレス0x60からレジスタを読みだしている様子が良くわかります。
早速CLK0(45MHz)/CLK1(14MHz)の出力をみるとこんな感じになりました。
ということで、あまりに高機能なので使いこなすまでには時間がかかりそうですが、日曜電子工作の強い味方を手に入れることができました。