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JL1NIE ’s blog

趣味のアマチュア無線やプログラミングについて徒然と。

山頂からの伝搬

 百蔵山からQRVされたJG1GPYさんの話によると百蔵山では6mではあまり呼ばれなかったとのこと。山と無線のMLでもJI1TLL須崎さんからも同様の情報が寄せられ、お隣の扇山比べると飛ばないとのこと。私も両方の山に登ったことがあるのですが、UHF/VHFはQRVした経験がなくそこまでの差は感じていませんでした。

 せいぜい3kmぐらいしか離れていない山頂で、どこまで違いが出るのか、いつものRadio Mobile Onlineで検証してみました。(※12/5 144MHzの結果も加えました)

まずは、433MHz 1Wでの検証結果がこちらです。

  • 扇山(433MHz)

f:id:CentralAttack:20161204230741j:plain

  • 百蔵山(433MHz)

f:id:CentralAttack:20161204230803j:plain

続いて145MHzです。

  • 扇山(145MHz)

f:id:CentralAttack:20161205224639j:plain

  • 百蔵山(145MHz)

f:id:CentralAttack:20161205224804j:plain

  144MHzでは430MHzにくらべ多少改善しているのが判ります。周波数の低い145MHzの方が回折効果が大きいため、このような結果になったかと思われます。といっても扇山では北は宇都宮近辺まで飛んでいるのに対し、百蔵山ではつくば市ぐらいまで、伝搬状況に差があるのは明らかです。

 百蔵山は東側は140m弱標高の高い扇山に遮られ、北東方面も300m以上標高の高い権現山に遮られてしまっています。この結果、東京の上半分と北関東方面の伝搬が遮られてしまいこのような結果となっていると思われます。

 隣同士の山でもこんなに伝搬状況が異なってしまう、これも山岳移動通信の醍醐味かと思います。