砥山(JA/TK-034)
年末慌ただしい中、新しいSOTA山を続けてアクティベーションしています。今日は枡形山無線倶楽部のJG1GPY局と一緒に東京檜原村にある三頭山(JA/TK-005 GPYさん担当)、砥山(JA-TK034 当局担当)をアクティベーションしてきました。
朝6時、GPY局の自宅までお出迎え。カーナビに目的地をセットして下道で奥多摩を目指します。気温は5度。まだ辺りは真っ暗ですが、それほど冷え込んでいないようです。20号を西へ。辺りも明るくなり奥多摩の山々が綺麗に朝日に映えます。山頂が特徴的な大岳山も見えてきました。
軍畑を過ぎ、鳩ノ巣、奥多摩を過ぎたあたりでスマホをみると目的地近くとの表示。「あれ、もう少し先のはずだけど?」。スマホを良く見てみると「都民の森」で検索した時に「奥多摩都民の森」をゴールにしていたようです。気を取り直して風張峠から「檜原都民の森」を目指すことにしたのですが、なんと奥多摩周遊道路のゲートが開くのが10月以降は朝9時から。ゲート前で30分近く待たされることになりました。
結局「檜原都民の森」についたのは9時半過ぎ。ここからGPY局は三頭山へ、こちらは砥山を目指します。
森林館から鞘口峠方面へ。炭焼き窯の前で右手に折れ、里山の路経由で砥山を目指します。
途中、立岩というところからみた丹沢の山々。遠くに蛭ヶ岳も見えます。
山道には霜柱が沢山。昨晩は冷え込んでいたようです。
途中特に急なところはありませんが、最後に階段があります。
その先、少し小高くなった木立の中に山頂がありました。ここまで炭焼き窯から30分ほど。とても気楽に登れる山です。
山頂の西側斜面が開けていることから、ここにアンテナを展開することにしました。木立が多いことから場所を選ぶ必要がありそうです。
今日は同一条件でEFHWとどれくらい飛びが違うのか確認するためInvDPを持参しました。木立にエレメントが引っかかるため場所を選んだりエレメントを展開したりと30分近く右往左往。やっと展開できたところでリグに同軸を繋いだところ、どうしてもSWRが下がりません。しばらく使っていなかった為どこかに接触不良があるようです。折角持ってきたのに残念。
気を取り直して、いつものEFHWを展開。スポットを見ると権現山(JA/YN-054)をアクティベーション中のJF1NDT局を発見しました。見通し距離にあるためかメータもフルスケール。早速S2Sをゲットしました。
自宅に帰りRadio Mobile Onlineで調べたところ、本当に見通しで8Kmの距離でした。下図左側が砥山、右側が権現山になります。
21MHzではVK3ARR局がSOTAアクティベーション中とのこと。深いQSBでピークではコピーできるのですが、QSOは難しい様子。再度14MHz戻り、隣山のJG1GPY局をコール。二つ目のS2Sとなりました。GPYさんは新たに導入した10mのポールに14MHzのフルサイズのバーチカルEFHWを展開中とのこと。良く飛んでいるようでパイルを浴びています。
抑圧をかけると申し訳ないので、こちらは21MHzへQSY。ZL/VKをはじめに1エリアのチェイサー各局からコールいただけました。また雷電山(JA/TK-035)をアクティベート中のJJ1SWI局からもコール。本日三つ目のS2Sとなりました。
寒くなってきたので、ここらでカップラーメンをと思ったのですが、なんとコンロを自宅に置いてきてしまったようです。冷たいおにぎりを食べながら涙目です。まあ食べるものがあっただけでも良かったか。
食事を済ませた後に、7MHzでSW40を使って1.5WでCQ。EFHWから回り込むためか送信時のモニターが動作しません。大変具合の悪い中なんとか1局QSO出来ました。耳が痛くなるので再度HB-1Bに戻しCQ。4エリアのアクティベータJA4RQO局からコールいただけました。
最後は430MHzで栃木県大平山移動局をコール。本体に付けたSuper Rod7でも9+で強力に入感していました。
そろそろ下山時刻。身体も冷えてしまったため小走りで降りていたら帰りは15分で森林館に着いてしまいました。森林館では温かいコーヒーで一服。最後はいつものように温泉で〆て帰路に着きました。
本日もコールいただいた各局ありがとうございました。
(おまけ)
JG1GPY局からバッテリーを譲っていただきました。間違って1.6AHを購入してしまいFT-817ではちょっと力不足とのこと。見た目によらず重量は420gと大変軽量です。次期メインリグは受信が135mAとのことなので、このバッテリーで十分駆動できそうです。