KX2の発熱対策
KX2ユーザの間でKX2の発熱問題が最近話題になっています。先日の倉岳山のアクティベーションの際も冬にもかかわらず、ファイナルの温度が48度まで上昇してしまいました。
とりあえず一番簡単そうな対策ということで、放射性放熱板なるものを貼ってみました。
KX2のファイナルは三菱RD15HVF1パラで右側面のパネルで放熱しています。側面パネルの放熱の強化と、本体側面へあまり熱が逃げていないような気がするので、それを補強する意味でつけてみました。
手持ちのダミーロードが貧弱なため連続送信ができません。とりあえず温度上昇の変化だけ測定してみました。SOTAのCQメッセージを18wpmで5W連続送信し、ファイナルが室温から40度に到達するまでの時間を計測してみました。温度はKX2の内蔵センサで計測しています。
熱放射板なし:1分58秒
熱放射板あり:2分9秒
うーん、微妙すぎる結果でした。これでもダミーロードがかなり発熱してしまいました。どのくらいの温度でサチるのかも不明。SOTA仲間のJP3DGT局のようにもう少ししっかりしたヒートシンクが必要かもしれません。ヒートシンクの追加も含めもう少し実験してみたいと思います。