JL1NIE ’s blog

趣味のアマチュア無線やプログラミングについて徒然と。

縞枯山 JA/NN-037

ちょっとさぼっていましたが夏休みのアクティベーションの様子をまとめて更新したいと思います。

 夏休みのアクティベーション、第1弾は北八ヶ岳縞枯山です。今回も子供同伴で夏休みの課題も一緒に片付けてしまおうという魂胆です。この山は縞枯現象という立ち木が帯状に枯れるという大変興味深い現象が発生しており自由研究には恰好の素材です。今回はタイミングよく、SOTA大先輩のJP1QEC局が蓼科山に登られるタイミングとのこと。隣の山同士でのS2Sも狙えそうです。

 自宅を出たのは朝の3時半過ぎ。北八ヶ岳まで距離があるので早起きしようと思っていたのですが、ちょっと遅れ気味の出発です。途中双葉ICに到着したのが5時半頃。まだまだ先は長いです。

f:id:CentralAttack:20160821185203j:plain

北八ヶ岳ロープウェイの山麓駅に着いたのが午前7時過ぎ。ここで前泊で蓼科山アクティベーションを予定しているJP1QEC局にお声がけ!シグナルは51ですが無事QSO出来ました。朝食やトイレを済ませロープウェイの始発を待ちます。

f:id:CentralAttack:20160821185513j:plain

8時になるとロープウェイが動き出します。あいにく山頂駅はガスに包まれており視界もありません。坪庭と呼ばれる溶岩台地を抜け、縞枯山荘を横目に登山口を目指します。

f:id:CentralAttack:20160821185954j:plain

雨池峠を右折すると縞枯山への登山口。ここからは急登が続きます。

f:id:CentralAttack:20160821190412j:plain

山道を登ること30分ほど。いきなり縞枯山山頂へ到着します。山頂は木に覆われており眺めはあまりよくありません。山頂の先に素晴らしい展望台があるとのことですが、まずはアクティベーションを急ぎます。

f:id:CentralAttack:20160821190749j:plain

まず最初は21MHzで運用中のJP1QEC局とS2S、お互い曇り空ですねとCWで会話しながらGL SOTAでお別れ。こちは18MHzに下ります。18MHzではZL1BYZさんからコールをいただきます。JA1VRY局・JS1UEH局・VK4RF/HA局、いつもコールいただける局からお声がけをいただいたあと4エリア・6エリアともQSO出来たのですが続きません。SPOT情報をみるとQEC局はすでに7MHzに行かれている様子です。それでは21MHzにQSYしてみたのですが、今一つバンドコンディションが良くないせいかコールが続きません。結局1時間半ぐらいのQRVで子供も飽きてきたので、次の目的地、展望台を目指すことにしました。

 稜線を歩くこと15分ほど。途中、縞枯現象もみることがきました。

f:id:CentralAttack:20160821192658j:plain

更に進むと素晴らしい景色が見えてきます。

f:id:CentralAttack:20160821191837j:plain

こちらは展望台の石の上で取ったパノラマ写真。遠くには天狗岳・赤岳も見えています。こちらの展望台の眺望は本当に素晴らしく子供も大喜びしていました。

f:id:CentralAttack:20160821191951j:plain

430MHzを聞いてみると赤城山麓の移動局のCQが強力に入感しています。展望台でしばしラグチュウーを楽しみ、次の目的地、北横岳を目指すことにします。北横岳には三ッ岳を通るルートと坪庭を通るルート二つがあるのですが、今日は子供連れのため時間も短く岩場もない坪庭経由で向かいます。

f:id:CentralAttack:20160821192518j:plain

山道を登ること1時間弱。北横岳南峰に到着です。

f:id:CentralAttack:20160821195003j:plain

SOTAの対象となる北横岳はここより8m高い北峰になりますが、今回は時間もないので次回のお楽しみ。時間も15時を回っているため山頂には誰もおらず絶景を満喫することができました。

f:id:CentralAttack:20160821195417j:plain

お隣はJP1QEC局の登った蓼科山です。

f:id:CentralAttack:20160821195532j:plain

少々名残惜しいですが、山の夕暮れは早いため山頂駅に急ぎます。山麓駅では子供がお腹が空いたというので恒例のカップラーメン作り。お腹も満ちたところで自宅への道を急ぎました。

 今日もコールいただいた各局ありがとうございました。