北奥千丈岳(JA/YN-012)
夏休みのアクティベーション第1弾として、北奥千丈岳(JA/YN-012)に行って来ました。当日山の日で混雑が予想されたため麓の大弛峠で前泊としました。勝沼ICを降りて219号を北上し林道に入ると辺りは濃霧で5m先が見えません。そのうちバケツをひっくり返したような大雨。宴会もそこそこにすぐに就寝しました。
夜が明けてくると一部に青空が見えています。これならどうにか登れるか?
朝食はGPY局謹製のガオパライス。スパイシーで旨かったです。
しっかり腹をこしらえたあと、用意を整えて登山口へ。
大弛小屋の横を抜けて、ひたすら階段を登ること一時間弱。前国師岳に到着です。
標高はすでに2600m近く。あたりはハイマツが生い茂っています。こちらはハイマツの実。ライチョウの餌になるそうです。(さすがにライチョウはいませんでしたが。)
前国師から15分ほどで標高2601mの北奥千丈岳山頂に到着。あまり広くない上に岩が多くアンテナの設営に難儀しました。
こちらはGPY局、18MHzと50MHz担当です。
当局は14MHz担当でしたが21MHzのスプリアスが気になるため430MHz へQSY。いつもの通り5mHの6段コリニア+FT1XD@3WでQRVしました。関東平野を一望できるロケーションのおかげで神奈川・千葉・埼玉の各局から沢山コールいただけました。また新潟の長岡市からも59のレポート。湯沢あたりの山々の山岳回折のおかげでしょうか。その後18MHzにおりてアクティベーション続行。ZL1局を含む、延べ43局からコールいただけました。
霧が濃くなり、雨粒もちらほら混じり始めたため下山を開始します。帰り道に国師岳に寄り道。
残念ながらこんな天気で下界の様子は全く見えません。
のんびり降りて12時前には太弛峠に到着。だんだん天気も快復してきて空には大きな入道雲(トップの写真)。本当に夏真っ盛りといった天気になりました。
当初、霧と大雨でどうなることかと案じられたアクティベーションでしたが、高山の雰囲気漂う登山道に抜群のロケーションも相まって大変楽しい時間を過ごすことができました。コールいただいた各局ありがとうございました。