40m用1/4λバーチカルの評価
普段使っている20m用の1/2λ EFHWですが、2m程度のカウンターポイズを追加すると40mでもチューンすることができます。アンテナとしては1/4λバーチカルとなりSOTAアクティベーションでも国内向けに重宝しています。
今回はこのアンテナをDXに使ってみるとどうなるかWSPRで評価してみました。
実験手順
この時期40mのDXは夜間が中心となり屋外での比較は困難です。自宅のベランダから約45度に突き出した釣竿にエレメントを付け、バーチカル(と言えるか?)単独での評価をしてみました。時間は夜の0時過ぎから、出力は30dBm(1W)としています。
実験結果
冒頭のマップの通り比較的バンドコンディションが良かったようでW/VK/HSまで飛んでいます。スポットされた回数はこちら。
SNRは最大で-17dB、平均的には-22〜-24dB程度とJT65ならどうにかQSO出来るかといったレベルでしょうか。
最近ブームとなっているFT8は交信時間も短くSOTAアクティベーション向きですが、送信時間が短いためJT65までの利得は稼げないようです。それでもCWに比べれば圧倒的な符号化利得を稼ぐことができます。
SOTAでJT65/JT9/FT8といったデジタルモードがどれだけポピュラーか未確認ですが、少電力・コンパクトなアンテナでDXを狙うには強力な武器になりそうです。