JL1NIE ’s blog

趣味のアマチュア無線やプログラミングについて徒然と。

SOTAmap用GPXファイル生成ツール

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 SOTA Mapping Project(通称SMP)にはGPSナビの経路情報をGPXファイルとしてアップロードし、登山経路を記録できる便利な機能があります。

 登山用GPSスマホアプリの出力するGPXファイルには独自の拡張がされていたり(GPXファイル形式としては正しいのですが)、経路に含まれる地点数が多すぎたりして、そのままではSMPにアップロードできないものがあります。 

 回避策としてカシミール3Dに一度GPXファイルを読み込んだ後、GPXファイルの書き出し機能(「ファイル」→「GPS各種ファイルに書き出す」)で書き出してやることでSMPにアップロード可能なGPXファイルを作ることができます。

 ただGPXファイル変換の為だけにカシミールを立ち上げるのも面倒なので簡単な変換ツールを作ってみました。

 

GPXファイルの変換

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 こちらの画面で変換したいGPXファイルを指定し、経路に含まれる地点数を間引く間隔をMinimum Track point Intervalに指定して下さい(デフォルト値では60秒間隔で地点を出力します)。指定されたGPXファイルから、変換ツールがSMPに必要な緯度・経度・高度情報を指定された間隔で間引いて出力します。

SMPへのアップロード

生成したファイルは以下の手順でSMPにアップロードできます。

SMPの「mapping」→「tracks mapping page」を選択

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・「Upload track」タブを選択し、「ファイルを選択」でGPXファイルを指定

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・アップロード完了

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さいごに

SMPのアップロード機能が強化されれば不要になるツールですが、今のところ一部のGPSナビでは面倒な変換が必要ですのでご活用ください。