JL1NIE ’s blog

趣味のアマチュア無線やプログラミングについて徒然と。

檜洞丸 JA/KN-002

先日の大菩薩嶺のアクティベーションで高い山に味をしめ、次のアクティベーションには丹沢山地で4番目の高度を誇る、檜洞丸 JA/KN-002とすることにしました。

事前に調べたところ山頂までの距離がありかつ急登が続くことから、かなり時間がかかる様子。早朝から登頂を開始するスケジュールとしました。

自宅を午前3時前に出発し、西丹沢自然教室に到着したのが午前4時半前。GW中とあってこんな時間でも既に数台の車が駐車中です。

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周囲も明るくなってきたので早速ザックを担ぎ、キャンプ場を横に見ながら登山口に向かいます。登山口についたのが午前4時半を少し回ったところ。頂上まで4.8kmと長丁場になりそうな予感です。

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沢沿いに歩きながら左に曲がると、いきなり急な登り。さすが西丹沢と思っていたところゴーラ沢出会までは比較的平坦な道でちょっと拍子抜けです。

こちらがゴーラ沢出会、登山口から40分程度でした。ここでは飛び石づたいに沢を二つ超えていきます。目指すは右手奥にあるコンクリート製の階段です。

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ゆっくり渡るとかえって落ちそうなので、最初にどの飛び石を使うか目星をつけて飛んでいきます。

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物々しい看板を横目に階段を登ります。山頂まで2.9km、ここから急登が続きます。

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途中素晴らしい景色の展望台で一休み。ここまで既に1時間半弱が経過。まだまだ登りが続くので十分水分を取っておきます。

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途中こんなところとか、

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こんな梯子を登ったりしますが、道は整備されていて、さほど危険なところはありません。

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急登をてくてく登っていくと石棚山への分岐に出ます。時計を見ると7時8分。急げば朝のグレイラインでヨーロッパが狙えるかも!自然と足取りが早くなります。

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ここからは木道づたいで登ります。思ったより時間がかかり疲れが溜まります。

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山頂に近づくにつれて視界も開けて来ました。

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やっと山頂に着きました。登山口から3時間弱の道のりでした。沢に岩場に梯子に鎖といろいろあって緊張していたのか思ったほど時間が経った気がしません。

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早速大急ぎでアンテナを展開します。14MHzでCQを出し始めたのは午前8時になってしまいました。残念ながらヨーロッパ方面へのプロパゲーションは閉じていたようです。もう1時間ほど早い時間で登頂していれば狙えたかもしれません。

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こちらが今日のシャック。朝から日差しがきついです。

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最近のアクティベーションではCMOSキーヤを持参しています。ゆっくり朝食をとりながらのCQ、W/VKを含む各局からコールいただきました。途中JA/TG-006へ移動中のJS1UEH局とs2sを達成。大変強力なシグナルでした。UTCで日付が変わってからは21MHzへQSY。21MHzでもW/VK/ZLを含む各局からコールいただきました。こちらの方が若干Sは強めです。またJF1NDT局、JN1RFY局、JS1UEH局(2度目)とs2sを達成しました。国内各局からのコールが一段落した段階でしばし休憩。twitterでJI1IHV局から伺っていた山頂の絶景ポイントを捜しにいきます。

こちらが山頂から犬越路に少し降りたところの絶景ポイントからの富士山。本当に素晴らしい景色でした。(JUN3ありがとう)

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こちらは犬越路で戻るルートです。高度感ありまくりですね。今回は時間切れでツツジ新道の往復になりましたが、次回はぜひトライしてみたいと思います。

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こちらは山頂から少し下ったところにある青ヶ岳山荘。チップ100円でトイレをお借りすることもできます。

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こちらは蛭ヶ岳。標準コースタイムで檜洞丸から3時間とのこと。いつかは縦走してみたい山々です。

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オペレータ近影。今日は日差しが強いので完全装備でした。ただのアヤシイおじさんです。

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午後12時半過ぎ、そろそろ撤収の時間です。シャックを片付けていると、アンテナポールにしている釣竿のパーツが見つかりません。山頂をしばらく探していたら下山時刻が遅れてしまいました。

犬越路経由で降りたかったのですが、初の檜洞丸でもあるので無理をせず、ツツジ新道通って帰ります。ゴーラ沢出会では靴も脱いでのんびりと休憩。沢の空気が冷たくて最高でした。

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のんびり休憩を取りながら下山していたら、車についたのは午後4時過ぎになってしまいました。

檜洞丸、なかなかハードな山道ですが刺激に富んでいて大変楽しめました。今度はお隣の大室山にもトライしてみたいと思います。

最後に、本日もコールいただいた各局ありがとうございました。また次の山でお目にかかりたいと思います。