大岳山(JA/TK-007)
週末いつものメンバー(JG1GPY局, 7M4EZB局)で奥多摩の大岳山をアクティベーションして来ました。
御岳山まではケーブルカー、その後奥の院・鍋割山を経由して大岳山山頂へ。前日雨の雨で道が滑りやすく思ったより時間がかかってしまいました。
天気も曇り空で少し肌寒い位です。
山頂が狭いので昼の混雑を予想して少し降った広場の隅にアンテナを展開。私は14MHzを担当。EZB局は21MHzの自作逆V、GPY局は18MHzのEFHW・430MHz自家製3ele八木でQRVです。
国内の伝搬はまずまずでSOTAアクティベータ各局と3つのS2Sとなりました。一方でDX局とのQSOは18MHzでQRVしていたGPY局のみ。当日K値が7まで上がっており国外との伝搬状況はあまり良くなかったようです。
2時間ほどQRVして呼ばれなくなってきたので昼食タイム。今日はEZB局がラジウスを持ってきました。
ポンピング・プレヒートの後、火を着けるとラジウス独特のうなり声が。湯を沸かしGPY局謹製パスタをご馳走になりました。
帰り道はロックガーデン経由で御岳山に戻りケーブルカーで下山。
あいにくの曇り空で山頂からの眺望は望めませんでしたが、一日中過ごしやすい気温で奥多摩の緑を堪能することができました。
鍋割山
先日登った塔ノ岳の帰り道、膝痛で寄り道を断念した鍋割山にリベンジしてきました。
ルートは先日と同じ大倉バス停から。緑鮮やかな林道を伝い二俣方面へ向かいます。
沢を超えていくと後沢乗越への登り道。ここからはがっつりとした登りが続きます。
大倉バス停から3時間、もう一息で鍋割山山頂です。遠くに富士山も見えてきました。
やっと山頂に到着。
ちょうど昼時、鍋割山荘もハイカーでごった返しています。皆さんのお目当ては鍋割山荘名物の鍋焼きうどん。早速私も腹ごしらえです。
今日もSOTA山ではないので430MHzで呼びまわり中心でQRV。こちらは今日のシャックです。UHFだけなら装備も軽量ですね。
まずは丸岳(JA/KN-026)をアクティベーションのJS2VVH局をコール。大変強力に入感していました。その後、富士山5合目、新島本島、大山山頂からQRVされている移動局の皆さんをコール。見晴らし距離にあるため各局大変強力でした。JG1GPY局ともskedを試みましたが、塔ノ岳・大山などに遮られ東京方面は厳しい様です。
1時間程QRVしてから帰り支度。帰り道は小丸経由で二俣へと思ったら、まさかのアクシデント。倒木のおそれがあり通行止めでした。登る前のルート確認が甘かったと大反省でした。
こうなってくると、また大倉尾根を経由して帰るしかありません。この間の膝痛が再発しないかと気になります。気持ちの良い尾根道を通り、小丸から大丸を通過し金冷シへ。遠くには大山も見えて来ました。
登りで膝を酷使しなかったのが良かったのか、膝のテーピングが効いたのか今日は速めのペースでも膝痛にならずに済みました。ほぼコースタイムで大倉に到着。
天気にも恵まれ、アクシデントのお蔭で一日がっつり歩くことになり、日頃の運動不足を解消することができました。
雁ヶ腹摺山(JA/YN-075)
GW4日目、以前から一度登ってみたいと思っていた雁ヶ腹摺山(JA/YN-075)をアクティベーションしてきました。
7M4EZB局の運転で中央高速を走り大月ICで降ります。真木小金沢林道を登ること16kmほど。大峠に到着。10台くらい車を停めるスペースがあります。トイレや休憩もできる東屋もありました。既にここで標高は1560m。
登山口から山頂までは40分程度でした。山頂手前は木々がなく開けています。
山頂に到着。木々が鬱蒼と茂っていてアンテナの展開は難しそう。
後ろを振り返ると素晴らしい眺望でした。
500円札の富士山は昭和17年にこの山頂から撮影した写真を元に描かれたとのこと。確かに1枚目の写真とそっくりです。
山頂は木々が鬱蒼としておりアンテナを張るスペースがないため、山頂を少し手前に下ったところにある小高くなった岩の上に本日のシャックを展開します。
日差しも暖かく最高の移動日和です。まずは18MHzからQRV。国内のコンディションが素晴らしく6,7,8エリアの各局から呼んでいただきました。
15mではVK5/NE-010をアクティベーション中のVK5CZ局ともS2Sが出来ました。国内アクティベータの各局とも4つのS2S。都合50局超の各局とQSOすることができました。
天候にもバンドコンディションに恵まれ最高のアクティベーションになりました。本日もコールいただいた各局ありがとうございました。
塔ノ岳
GW二日目、日頃鈍った身体を鍛えるため丹沢の大倉尾根から塔ノ岳に登ってきました。大倉尾根はだらだらとした登りが続くことから「バカ尾根」とも呼ばれるそうです。大倉バス停で降り登山口へ。塔ノ岳まで6.4kmとかなりの距離です。
だらだらと登っていると息が上がってきます。最後の花立山荘の前の階段がしんどいしんどい。日頃の運動不足がたたってバテバテです。
やっとのこと辿り着いた山頂には素晴らしい景色が待っていました。
残念ながら塔ノ岳はSOTA山ではありません。SOTA山の蛭ヶ岳はまだここから6kmも先。
一番左に見えるのが蛭ヶ岳。大倉尾根から日帰りはちょっと厳しそうです。
山頂では430MHzを少々運用。富士山5合目からQRVされている移動局が59+で入感しています。早速コールしたところピックアップしていただけました。
帰り道も同じルートで。途中から膝痛で大幅スローダウンとなってしまいました。もう少し足腰を鍛えなければと、日頃の運動不足を痛感した山登りでした。
KX2の発熱対策
KX2ユーザの間でKX2の発熱問題が最近話題になっています。先日の倉岳山のアクティベーションの際も冬にもかかわらず、ファイナルの温度が48度まで上昇してしまいました。
とりあえず一番簡単そうな対策ということで、放射性放熱板なるものを貼ってみました。
KX2のファイナルは三菱RD15HVF1パラで右側面のパネルで放熱しています。側面パネルの放熱の強化と、本体側面へあまり熱が逃げていないような気がするので、それを補強する意味でつけてみました。
手持ちのダミーロードが貧弱なため連続送信ができません。とりあえず温度上昇の変化だけ測定してみました。SOTAのCQメッセージを18wpmで5W連続送信し、ファイナルが室温から40度に到達するまでの時間を計測してみました。温度はKX2の内蔵センサで計測しています。
熱放射板なし:1分58秒
熱放射板あり:2分9秒
うーん、微妙すぎる結果でした。これでもダミーロードがかなり発熱してしまいました。どのくらいの温度でサチるのかも不明。SOTA仲間のJP3DGT局のようにもう少ししっかりしたヒートシンクが必要かもしれません。ヒートシンクの追加も含めもう少し実験してみたいと思います。
権現平(JA/KN-020)
春休みのお楽しみ企画第3弾として、三男坊と宮ケ瀬湖のほとりの権現平(JA/KN-020)に登ってきました。今日はGPY局親子も途中合流の予定です。
朝早起きにして、宮ケ瀬湖横の鳥居原ふれあい館の駐車場についたのが7時半過ぎ。まだ駐車場が開いていません!うっかりしていたのですが駐車場の利用時間は9:00-17:00。この駐車場、休日になると宮ケ瀬湖近辺をドライブする沢山のスポーツカーが集まってきて今日も開場前から大賑わいです。それを察してか8時過ぎに駐車場も開き無事駐車することができました。
山道に取りつくと三男坊は相変わらずのハイペース。息を切らしながらついていくと、目の前を猿の親子が横切っていきました。野生の猿を目の前にして大喜びでした。
9時過ぎには山頂に到着。山頂にはかなりの雪が残っていました。子供にも手伝ってもらって早速14MHzのリフレクタ付きEFHWを設置。
こちらは今日のシャックです。
スポットをみるとJP3DGT局が7MHzで剣尾山JA/OS-003をアクティベーション中。早速ピックアップいただきS2S完成です。14MHzに戻りCQを出し始めるとK0RS局からコール。いつもながら大変強力です。お隣の雨乞山JA/KN-021をアクティベーション中のJF1NDT/1局からもコールいただき二つ目のS2Sとなりました。
ここでJG1GPY局親子が到着。今日はハイキングがメインとのことで料理をふるまっていただけました。まずは豆から挽いたコーヒーをごちそうに。なんとも贅沢です。
次はパスタ。先日隣の高取山を登られた際に、パスタ4人分をメタで茹でたら硬くて食べられたものではなかったとのこと。急遽バーナーを出して茹でることにしました。なかなか良い感じの仕上がり。
ソースを絡めて出来上がり。とても美味です。
昼に近づき山頂の雪もだいぶ解けてきました。お隣の仏果山(左奥)・高取山(右手前)も山頂近くは雪で覆われています。今年は随分雪が多いようです。
食事を終えてスポットを見てみるとHL/SL-003をアクティベーション中のHL1ZIH局が14MHzでQRV中。QSBはあるものの大変強力に入感しています。コールしたところ早速ピックアップいただき3つ目のS2Sとなりました。HLでは初めてのS2Sです。
最後は430MHzでQRV。相模原市の記念局をコールしていると横で子供がフォネティックスコードを復唱しています。彼にもいつか免許を取らせようかな。
帰り道も相変わらずのハイペースで飛ばして降りていきます。お腹が空いたとのことなので帰り道にオギノパンに寄りお土産を買って帰りました。
本日もコールいただいた各局ありがとうございました。
倉岳山(JA/YN-061)
連休最終日は以前から一度行ってみたかった倉岳山(JA/YN-061)をアクティベーションしてきました。駅からのアクセスも良く、山頂から美しい富士山を望むことができる秀麗富嶽十二景にも選定された山です。
今日は鳥沢駅から穴路峠を経由し倉岳山へ。帰りは立野峠から梁川駅に出るルートを取ることとしました。
まずは鳥沢駅から徒歩で一般道を歩くこと20分程、林道のゲートに到着です。右側の三角の扉が登山者用のゲートです。
最初は沢沿いのなだらかな道を進みます。だんだん道が急になり、岩がごろごろする沢の中の道へ。切り立った斜面沿いの道を注意深く登っていくと穴路峠に到着。鳥沢駅から1時間45分経過していました。
ここからは気持ちの良い尾根道を伝って山頂へ。谷から吹き上げてくる冷たい風が心地よいです。山頂間際には最後の急登。
やっと山頂へ到着。駅を出発してから2時間15分が経過していました。
山頂からは富士山が良く見えます。
景色の邪魔にならないよう山頂から尾根道を少し戻ったところにシャックを設営。アンテナはいつものように14MHzリフレクタ付きバーチカルEFHWです。
時刻は10時過ぎ。まずは14MHzからQRV。CQ直後にアリゾナのK0RS局からコールいただきました。信号も強力でWへのパスが開けているようです。
その後18MHzへ。こちらでもZL/VK/W各局からコールいただきました。一方でJAチェイサー各局は1エリアのみで国内コンディションは今一つの様子です。twitterの情報によれば7MHzでさえも良くないとのこと。次の21MHzでは14MHzで尻切れQSOになってしまったVK4RFからも再度コール。21MHzではVKが強力に入感していました。
その後7MHzのバンドコンディションが上がってきたとの情報。リフレクタを取り外し14MHzのエレメントに7MHzを載せてQRVです。深いQSBがあるものの1、4エリアとのチェイサー各局とQSOすることが出来ました。また朝twitterでskedしていたJF1NDT局も昼休みの合間にコールいただけました。
さて今日も夕方に用事があるため午前中で撤収。立野峠方面へ降りる場合も山頂直下には急な下りがあるので要注意です。
立野峠からは梁川駅方面へ。ちょっと電車の時間に間に合うか微妙な時間。。。
最後はトレランモードで小走りに。梁川大橋を抜けて梁川駅へ到着しました。
全部で4時間弱のコースですが急登あり尾根歩きありと楽しいルートでした。時間があれば立野峠から一つ先の矢平山(JA/YN-065)まで足を延ばし1日2座を目指すのも楽しいかもしれません。また次の機会にぜひ。
本日もコールいただいた各局ありがとうございました。