JL1NIE ’s blog

趣味のアマチュア無線やプログラミングについて徒然と。

金峰山 JA/YN-013

VK3ARR Andrewさんをお迎えして大変盛り上がったSOTA日本支部設立1周年パーティー。その翌日に枡形山無線倶楽部メンバのJG1GPY安部さんと、金峰山JA/YN-013をアクティベーションしてきました。

GPYさんと最寄り駅で21時過ぎに待ち合わせ、調布ICから中央高速経由で大弛峠に向かいます。ナビによると約3時間とかなりの長旅です。勝沼ICから219号を北上、峠道に入るとあたりは真っ暗です。夜道を飛ばしていると、突然目の前に鹿の姿!!

f:id:CentralAttack:20160621230200j:plain

熊でなくて良かったねと笑いながら峠道を登ること1時間弱、午前1時前に大弛峠に到着しました。駐車場にはすでにたくさんの車です。前日twitterで偶然JF1NDTさんも金峰山に行かれることが判明。お姿を捜すのですが見つかりません。車の外は風も強く大変冷え込んでいます。山登り用のジャケットを着込んで仮眠を取ろうとするのですが、あまりに寒くて寝つけません。やっとうとうと眠くなってきた頃に夜が明けてしまいました。相変わらず風も強く気温も低めです。

f:id:CentralAttack:20160621231826j:plain

ここで麓の道の駅で前泊されていたJF1NDTさんとアイボール!NDTさんは北奥千丈岳と2座アクティベーションされる予定のため、金峰山を先に譲っていただくことになりました。お互いのS2Sを約束し、山頂まで時間のかかる我々が先を急ぎます。

まず目指すは通過点となる朝日岳。見晴らしの良い稜線を登っていきます。

f:id:CentralAttack:20160621232654j:plain

朝日岳を過ぎ、こんな岩場を下っていくと

f:id:CentralAttack:20160621232845j:plain

遠くに大きな岩が頂上にある山が見えてきます。こちらが今日のアクティベーション先の金峰山、この岩は五丈岩というそうです。

f:id:CentralAttack:20160621233024j:plain

山頂近くは岩場が続きます(真ん中はGPYさん)。

f:id:CentralAttack:20160621233330j:plain

こんなトンネルも通り抜けていくと、

f:id:CentralAttack:20160621233720j:plain

標高2599mの金峰山の頂上に到着です。

f:id:CentralAttack:20160621233840j:plain

こちらは先ほど朝日岳から見えた五丈岩。

f:id:CentralAttack:20160621234141j:plain

山頂ではとても強い風(たぶん風速20m以上)が吹いており雲が山腹を登ってきます。

f:id:CentralAttack:20160621234345j:plain

ここでは風が強すぎてアクティベーション出来そうもないので少し離れた場所にアンテナを設営。こんな日は構造が単純なバーチカルEFHW一択です。それでも風が強く途中何度も釣り竿が傾いてしまいました。

こちらが今日のシャック。なるべく周りにはみ出さないように気を使います。

f:id:CentralAttack:20160621234828j:plain

QRVできたのが朝の8時半。朝の5時半から登りはじめた甲斐もあり2日に渡る(UTCで)アクティベーションとなりました。一番最初にコールいただいたのがZL1BYZ Johnさん。ほとんどのアクティベーションで呼んでいただいています。その後、臼杵山JA/TK-012に移動中のJJ1SWI/1さんとs2s。北奥千丈岳JA/YN-012に移動したJF1NDT/1さんからも非常に強力な信号が入り二つ目のs2sが出来ました。

ちょっと離れたところで14MHzでアクティベーション中のGPYさんもWとのQSOが出来たようです。21MHzが一段落したところで14MHzで下ると、こちらもWとQSO。再びNDTさん、21MHzでも呼んでいただいたJA1VRYさん、最後は3エリアのSOTAアクティベータJP3DGTさんからも呼んでいただけました。

あまりに風が強く寒いので私は早々に撤収してインスタントラーメン作り。GPYさんは6mでパイルをさばいています。そのうち山頂にガスにかかってきて、どうも雲の中に入りそうな雰囲気。雨が降ってくると大変なので早々に撤収することにしました。

途中朝日岳を過ぎたあたりからポツポツと雨が降り出してきました。

やっとの思いで大弛峠に着くと、JF1NDTさんが我々を待っていて下さいました。雨も降ってきたしバッテリーも上ってしまったので金峰山は中止されるとのこと。結果として申し訳ないことになってしまいました。今度はぜひご一緒させていただきたいです。しばしSOTA談義に花がさき、今度は下界で飲み会をやりましょうとお約束。

我々も車で峠を下り、麓の温泉で疲れた足を癒して帰路に着きました。

f:id:CentralAttack:20160622001303j:plain

本日もコールいただいた皆様ありがとうございました。