JL1NIE ’s blog

趣味のアマチュア無線やプログラミングについて徒然と。

本仁田山 JA/TK-008

週末に子供の運動会があったためSOTA アクティベーションは一週お休みでした(毎週末行くと決めている訳ではないのですが(^_^;))。

今週末はCQ WW WPXコンテストが開催されていたのですが土曜日の参戦で満足してしまいました。そこで日曜日は鈍った身体に喝を入れるべく奥多摩の本仁田山JA/TK-008に登ることにしました。駅からのアクセスが良い点と奥多摩三大急登と言われる大休場尾根を登ってみたいという怖いもの見たさもあります。
始発に飛び乗り電車に揺られること2時間ちょっと。奥多摩駅に着いたのが7時半前です。車内はハイカーで一杯です。電車がホームに着くやいなやダッシュで日原方面のバスの列に並ぶ方がほとんど。本仁田山方面は私一人になってしまいました。登山口までの道がちょっとややこしいので事前に入手した地図を見ながら歩くこと30分。登山口に到着です。

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民家の横の階段を登るといきなり急坂が始まります。

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最初の急坂をクリアすると大休場という尾根道に出ます。前には次の急登が控えています。

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急登を登ると一瞬なだらかな尾根道、またすぐ目の前に急登の繰り返しです。周りが明るくなってくるので「次が頂上!」と期待して登ると、また次の登りが続くというのを3、4回も繰り返し精神的にもダメージをくらいました。(^_^;)


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午後は川乗山まで足を延ばす予定なので、あまり飛ばさないように自重して登ります。結局頂上に着いたのは休憩込みで1時間半後。ずっと登りっぱなしというのはなかなかつらいものがありました。さすが奥多摩三大急登と言われるだけのことはあります。


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頂上は以前は木が茂っていたようですが、最近伐採されたのかなかなかの見晴らしでした。

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こちらのが今日のアンテナ。
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コンテストでバンドが騒がしいので18MHzから始めることにしました。空いている周波数を確認していると丹沢菰釣山からアクティベーション中のJF1NDT局のCQが聞こえます。早速S2Sが完成し幸先の良いスタートを切りました。今日は国内の伝搬が素晴らしく14MHzに降りてもコンテスト中にも関わらず3エリア、4エリアからも沢山コールいただけました。
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山頂がだんだん混んできたのと、午後に川乗山へも行く予定もあるので後ろ髪を引かれる思いでQRT。先日入手したコンロで湯を沸かしカップラーメンの昼食です。やはり温かい食べ物は格別ですね。この間の蛭ヶ岳にもこれが欲しかった。


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腹が朽ちたところで本仁田山を後にして次の目的地の川乗山に向かいます。こちらは途中の瘤高山の分岐。

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鳩ノ巣駅方面の急坂には向かわず大ダワ、舟井戸経由で川乗山を目指します。

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途中、間違ったルートで岩のてっぺんに登ったり、岩場で前からいらした団体客に道を譲ったりと思ったより時間がかかります。

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やっと川乗山山頂に到着した時には本仁田山から1時間45分が経過していました。
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こちらは山頂からの眺め。霞んでなければなかなかの眺めのようです。


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残念ながら今のところ川乗山はSOTAの山岳リストには登録されていません。プログラムによる解析では候補の可能性ありなので、こちらの検討も早く進めないといけませんね。(下図は川乗山のコルと思われる場所)

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さて、下りは舟井戸から鳩ノ巣駅方面へと向かいます。登りと異なり緩やかなルートで飛ばし気味で降りていきます。が、林道に出たと見せかけて次に現れた最後の山道の30分が辛かった。午前中に酷使した膝が大笑いでした。鳩ノ巣駅に着いたのは16時過ぎ。ヤマレコによれば12kmちょっとの道程でした。
国民宿舎はとのす荘でひと風呂浴びて帰ろうとしたのですが、残念ながら14時半の受付までとのこと。疲れた足を引きずりながら電車に乗り込み帰路に着きました。
本日もコールいただいた各局ありがとうございました。