JL1NIE ’s blog

趣味のアマチュア無線やプログラミングについて徒然と。

今倉山西峰 JA/YN-047

 相変わらず週末の天気が微妙です。日曜日、久しぶりに1日天気が持ちそうだったので道志山塊の今倉山西峰をアクティベーションしてきました。

 例によって朝、二度寝してしまい寝坊。自宅を出たのは既に6時半過ぎです。中央高速から大月ICを経由して都留ICで高速を降り、国道24号線を道志方面へ。目指すは道坂トンネルです。御正体山の登山口を左手にみながら山道を登っていくと道坂トンネルに到着。トンネルの手前に駐車スペースがありました。既に先着二台ほど。駐車スペースの真横に登山口があります。

 トンネルの横を登り鬱蒼とした木々を間を登ること15分ほど。今倉山と御正体山へ分岐にでます。
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 今日の目的地は今倉山。左に道をとり、まずは途中の1310mのピークを目指します。そこから更に登り今倉山山頂。分岐から50分が経過していました。
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 SOTAのアクティベーションポイントはここから更に西に400m程行った所。一度山頂から下り、登り返すこと15分弱。西峰に到着です。またの名を御座入山。山頂はとても狭く木々に囲まれ眺望も良くありません。
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 いつもの様に立木に釣竿を固定。バーチカルEFHWを展開しシャックを設営します。APRSでJL1NIE-10宛にメッセージを送りスポット情報を確認。本日お隣のJA/YN-046をアクティベーションしているはずのJF1NDT局は14MHzに居られる様子です。早速ワッチしますが既に上のバンドに移られた様子。しばらく14MHzでCQを出す事にしました。
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 APRS2SOTAでセルフスポットを入れると早速各局からコールをいただきます。今日はバンドの状態が良いようで久しぶりにWのNS7P局からコール。Sも5以上振っています。

 一段落して21MHzに上がると強力な信号を発見。NDT局とS2Sが完成です。後で430でお会いすることを約束して少し下でCQ。こちらでもVK/WとQSOすることが出来ました。

 最後は430MHzでコリニアアンテナを使ってちょっとだけQRV、NDTさんともお会いすることが出来ました。

 さて帰り道はNDTさんに教わった赤岩を目指すことにします。赤岩からの眺めが素晴らしいとのこと。山頂から二十六夜山方面に下り、西ヶ原から更に登ります。20分ほどで赤岩に到着。茂みを抜けるとこんな絶景が開けていました。
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  今日は朝から鬱蒼とした木々の中にいたのでこの爽快感は格別です。
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 しばし景色を楽しんだあとパラジマ沢沿いの道を下り下山します。途中沢沿いの道を歩くところが何箇所かあるのですが下りでは分かり辛いので要注意。振り返りながら道を確認し、無事下山しました。

 今日もコールいただいた各局ありがとうございました。

 

JAFF(JA Flora & Fauna)アクティベーションの自動スポット

※WWFFのAgendaの仕様変更により本サービスは現在停止中です。

折角の祭日ですが一日中雨となってしまいました。こんな日は溜まった宿題を片付けようと、以前から検討していたWorld Wide Flora & Fauna / JA Flora & Fauna向けにRBNHoleと同じような自動スポット(正確には自動Tweet)システムを作ってみました。

hag00207.wixsite.com

 WWFFにはAgendaというSOTAwatchのalertに似た仕組みがあり、こちらにアクティベーションの予定を入れておくことでアワードハンティングをされている局に運用予定を知らせることができます。WWFFではSOTAwatchのような独自のサービスは提供されておらず、DX Cluster(日本だとJ-Clusterでしょうか)を使ったスポットが行われているようです。

 さて@SOTAwatchspotJAにはRBNを使ってアクティベーション局のシグナルレポートをSkimmerから集める機能があります。これを改良することでWWFF/JAFFのアクティベーションを自動でtweetする仕掛けを考えてみました。

 まずアクティベーション情報の入手ですが、Agendaから少なくとも運用日時とコールサイン、WWFFナンバー(JAFFナンバー)ぐらいはiCal形式で取ってこれそうです。これで最低限のことは出来そうですので、毎朝8時に最新のAgendaを入手し当日予定されているJAFFアクティベーションをtweet。その後RBNでその局をモニターし、世界中のいずれかのSkimmerに捉えられたらtweetする@JAFFspotというtwitterアカウントを新規に作りました。

 本来は周波数が変わったりバンドチェンジをしたタイミングに合わせてtweetするのが美しいのですが、とりあえずRBNで捉えられている間はコール・周波数・捉えたSkimmerをtweetするようにしています。

 しばらく実験運用してみたいと思いますので、バグの指摘・ご要望等をいただければ幸いです。

茅丸 JA/KN-013

 ここのところ週末になると雨模様の天気が続きます。今日も秩父の山々に行こうと大持山を予定していたのですが、埼玉方面は雷雨警報まで出ている始末。朝も8時過ぎ回ってしまったため、雨の中でもアクティベーションできる近場の山に行くことにしました。選んだ山は陣馬山の先にある茅丸という山。麓の軍刀利神社から1時間程で登れるところが魅力です。

 そんなこんなと思案しているうちに時計は9時を回ってしまいました。自宅を出て、橋本から津久井湖・相模湖と抜けて20号線を521号線を右折。522号線を北上し上野原CCの横を抜けて先を右折して軍刀利神社へ。途中こんなところ車が通れるのかという道が続きますが我慢して登ると、社務所横の駐車場に到着。既に時刻は11時半近くになっています。早速レインウェアを着込んで、参道を登っていきます。右手に立派な本殿が見えてきました。

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本殿の横を抜けて更に登ると奥の院。この裏が登山口になっています。

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わりと登りでのある山道を登ること45分。三国山・鎌沢方面への分岐に到着しました。ここからは尾根道づたいなので楽になります。

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途中、三国山・生藤山のピークがあるのですが、時間も無いのでまき道を通っていきます。

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最後の階段を登ると茅丸の山頂。神社から1時間15分の距離でした。山頂は風が強く小雨もぱらついています。

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山頂はとてもせまくツエルトを展開する場所もありません。今日は誰もこなさそうなのでベンチを占有して、いつものようにツエルトのシャックを設営しました。

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ベンチを机代わりにリグ一式を展開。雨が降っても中は快適です。

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 シャック・アンテナの設営に時間がかかり結局CQを出し始めたのは14時前になってしまいました。いつもコールいただいているSOTAチェイサーの皆様、生田緑地へ移動中のJJ1SWI/1局からもコールいただきました。とりあえず規定局数が出来たので、本日のメインの目的であるコリニアアンテナの実験を始めます。

 昨日も近場の生田緑地で実験をしてきたのですが、鉛直方向のパターンが狭いせいか相手局の距離によって随分挙動が違います。1.5mHの6エレ八木では殆ど入らない局が4mHのコリニアでは入るようになったり、逆に近場の局が弱くなってしまったり。一方でうまくハマると5Wぐらいでもパイルの中から一発で拾って貰えることもありました。

 今日も参照用のアンテナとして6エレ八木を使いたいところですが、雨で展開も難しいため、コリニアでCQを出している局を呼びまわりながら、同じ高さまで上げたRH770と受信比較をしてみました。

 実際のQSOについては見通しで30-40kmぐらいの局からは59のレポートをほぼいただけました。一方でRH770との受信比較では、コリニアの方が明らかにSが2程度強い場合があり、RH770万能というわけではないことがわかりました(当たり前ですが)。ただコリニアでは取れてRH770では取れないという事はありませんでした。
 ということでなんだか良くわからない結果ですが、簡単にまとめると以下の通りでしょうか。

  • 山頂に樹木などの障害物がある場合は1.5mHぐらいの八木よりも、4-5mHまであげたRH770の方が飛ぶことが多い。
  • コリニアも相手局の距離による得手不得手はあるが、上の点では同じと思われる。
  • コリニアは持ち運びやエレメントの展開がとても楽。ビームパターンが狭いものの、はまるとよく飛ぶ。

また天気の良い日に実験を重ねていきたいと思います。

本日もコールいただいた各局ありがとうございました。

コリニアアンテナの製作

 先日の伊豆ヶ岳でその性能が証明されたRH770。確かに良いアンテナなのですが、自作アンテナが市販品に負けたままというのも釈然しません。そこでこちらのサイトを参考に6段のコリニアアンテナを製作することにしました。

 自宅にあった3D-2Vを指定された寸法に切り出して作ってみたのですが、バンド全体でSWR2.0程度で明確な共振点が見当たりません。スタブを調整してもSWRも下がらない為、再度作り直すことにしました。

 失敗した原因としてエレメント長のばらつきが考えられます。mm単位で正確に切り出すためにこちらを参考にさせていただきました。金定規で正確に同軸ケーブルを切り出し両端の外皮をハンダメッキします。その後パイプカッターで所定の長さに切りエレメントとなる外皮を0.5mm以内の誤差で作成します。

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 次にエレメント間のショートがないか確認しながらエレメントを組み上げていきます。最後にハンダ付けした箇所はブチルゴムテープを巻いておき実際の使用環境に近くしておきます。同軸ケーブルへの接続も基板用BNCジャックにハンダで直付けしていたのですが、正規のBNC用ケーブルジャックに変更しておきました。

 最後にスタブの調整です。このコリニアはノンラジアルでスタブ長のみで調整可能とのこと。残念ながらUHF帯で使えるアンテナアナライザを持っていないためSWRメータのみでの調整となります。念のためスタブの接続位置からSWRメータまでの距離を1/2λ*短縮率の整数倍としておきました。前回と異なりスタブ長を短くすると同調点が見えてきます。SWR1.0までという訳にはいなかなかったのですが常用する周波数で概ねSWR1.5以下となったため調整終了。本当はこのようなツールを使って追い込みたいところです。

 さて次に実際にどのような性能なのか自宅で試してみることにしました。作ったアンテナをHF帯でいつも使っている釣竿から吊るし、実際に信号強度を比較してみます。

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 対象となる局はベランダから反対側となる石岡市からQRV中の移動局にしました。ベランダから出した2エレ八木では対象局はカスカス。コリニアアンテナをベランダからここまで突き出すと建物裏側にも一部見通しが効いてくることからS6-7程度まで振るようになりました。さて同じ条件でアンテナをRH770に変更するとどうなるでしょう?なんと結果はS7-7.5とコリニアより強め。1局だけの比較で結論づけることもできませんが、またしてもRH770にやられてしまいちょっと悔しい感じです。

 こちらのサイトにもあるように多段コリニアは鉛直面にとても鋭いビームパターンを持っているようです。そのため今回のようにビーム方向を調整する手段を持たない場合、比較的ブロードなパターンを持つGP等にくらべSは弱めとなることが多いそうです。但しポイントにハマればQRPPでも遠距離通信を達成できるゲインを有しているとのことです。

 なんだかピーキーな2stバイクみたいなアンテナで楽しいですね。山頂ではどのような挙動を示してくれるでしょうか?運用がとても楽しみになってきました。

F2Aモード申請

 ハムフェアで入手したKEYER2009にはF2出力というものがついています。F2AとはFM波をCWのトーン信号で変調したもの。マイクの前でピーピーと口笛を吹いてもF2Aになります。

 あまりメジャーなモードとは言えませんがフォーンでほとんどコピー出来ない場合でもスケルチを開いて受信していればQSO可能な事も多いとのこと。オールモード機持っていない当局が山頂でS2Sを狙うのに使えるかと思い導入することにしました(もちろん相手局あっての話なのですが)。

  • ケーブルの製作

 KEYER2009とFT1XDの接続のために以下のケーブルを作りました。マイク端子にPTT制御用のDCが乗っているためKEYER2009のマニュアル記載通り抵抗を入れてF2出力のトーン出力とPTT出力に接続しています(トーン出力はKEYER2009内部でコンデンサでカップリングされています)。図ではSWでマイクとキーヤを切り替えられるようにしていますが、小型化最優先で切り替えスイッチなしでも良いかと思います。

 なお、FT1XDにはCT-44というマイクアダプターを使って接続しています。通常の3.5mm 4極プラグだと太すぎるため根元まで入らないためです(根元を削るなどして加工すれば良いのですが)。

 

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  • 変更申請

 マイクからの入力ではなく付加装置(KEYER2009)から直接の入力となるため変更申請が必要になります。

 まずは送信系統図。こちらのサイトを参考に作成しました。電鍵で低周波発振器を制御しマイク端子から入力することでF2Aを実現することが分かれば十分かと思います。

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 次は変更申請書の作成です。前回の変更申請書を電子申請Liteの申請履歴照会を使ってダウンロードし最新の局設備の構成にします。「13.電波の形式」は電信が追加されるため4級の範囲を超えるので一括記載コード「4VA 」から「3VA」に変更になります。次に「14.変更する項目」欄の「13.電波の形式並びに周波数及び空中線電力」「16.工事設計書」をチェック。更に「16.工事設計書」欄に今回変更する装置について「工事設計書編集」で必要な項目を入力します。

 まず変更対象が何番目の送信機か入力したうえで変更種別で「変更」チェック。リグを追加する変更申請では技適番号の記載だけで済みましたが、今回はそれができません。「発射可能な電波の形式及び周波数の範囲」に各周波数での電波の形式をリグのマニュアルを見ながら入力します。「電波の形式」の最後には今回追加する「F2A」を記載しておきます。「変調方式」「終段管」「電圧」「定格出力」についてもリグのマニュアルから転記。最後は「設定」ボタンで元の画面にもどります。

 次に添付図面の「送信機系統図」をチェックし、「添付書類」で先ほど記載した送信系統図のPDFファイルを追加します。こちらにあるように付記に「第X送信機のマイクロフォン入力に低周波発信器を接続してF2A電波を発射できるようにする」ことを記載しておきました。

 記載内容を確認したら総合通信局に送信。郵送を希望する場合はステータスが審査中に変わったら返信用封筒を総合通信局宛に送っておきます。申請時期にもよると思いますが申請してから6日ほどで審査終了となりました。

 変更申請後の局免はこちら。一括記載コードが4VAから3VAに変更されています。
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伊豆ヶ岳 JA/ST-013

 先週に引き続き今週末も雨の予報です。家にばかりいても身体が鈍るので雨の中でも歩けそうな短めのルートの山をアクティベーションすることにしました。選んだ山は秩父伊豆ヶ岳(JA/ST-013)。麓にある名栗げんきプラザから1時間ほどで山頂とお手軽な上に、ロケーションも悪くないようです。

 日曜朝、前日の夜更かしがたたり二度寝をしてしまい自宅を出たのは6時近く。中央道・八王子ICから青梅市を抜けて目的地へ急ぐと、台風の影響か土砂降りの雨。本当に今日は登れるのでしょうか?

 8時過ぎにやっと名栗げんきプラザに着きました。f:id:CentralAttack:20160904225118j:plain

 しっかり雨が降っているのでレインウェアを装備しザックカバーも取り付けます。出発の前に名栗げんきプラザで登山届を提出。電話でもOKのようです。

 駐車場から国道を少し戻ると伊豆ヶ岳へ入る林道があります。林道を少し行くと左手に沢のあるところが伊豆ヶ岳の登山口となっています。

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 最近の運動不足に加えレインウェアが蒸し暑く少々バテ気味。山に行かない週末も運動しておかないとだめですね。長岩峠・五輪山を抜けていくと目の前に男坂の鎖場が現れます。

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 流石にこの雨のなか鎖場は危険なので右手の女坂を迂回します。女坂も途中道が崩落しているためロープで通行止めがされており、途中から山頂への直登ルートになります。

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 そんなこんなで山頂についたのは登山口から1時間後。いつの間にか雨も止んでいますが、いつ降りだすかわからないのでツエルトを展開します。

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 こちらが今日のシャック。

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 シャックの横にはバーチカルEFHW。伊豆ヶ岳の山頂は狭いのでこれぐらいがちょうど良いです。

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 今日はハムフェアで入手したKEYER2009と、144/430用アンテナのRH770のテスト運用も兼ねています。

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 結局アクティベーションを開始したのは10時過ぎ。14MHzのエレメントを取り付けAPRS2SOTAでスポットを入れると即座にJR1NNL局からコール。那覇市からもコールがありますがQSBも激しくバンドコンディションは落ち気味。21MHzに移ることにします。21MHzでは狭山で自作アンテナGB-QECを実験中のJP1QEC/1局から早速コール。非常に強力です。その後VKからもちらほら呼ばれますが、あとが続かず1エリア中心のQSOとなりました。

 QSOが一段落したところで食事をとりながら430MHz用6eleアンテナをくみ上げます。今日のもう一つの目的であるRH770 vs 6エレ八木の実験です。

 CQを出している移動局を中心に5mHのロッドアンテナと、手持ちで立った状態でフロントにビームを向けた6ele八木のSを比較。何れもS1-2以上ロッドアンテナの方が上です。

 比較のため、岩の上に登りロッドアンテナと同じ高さまで6ele八木を持ってくるとロッドアンテナに比べS2ぐらい強くなります。山頂にある木々の影響や地面の影響が思ったより大きく効いてくるようです。

 山頂での運用など限られた環境では釣竿+RH770が八木より飛ぶといわれる理由が良く判りました。こうなってくるとがぜん興味が沸いてくるのがコリニアアンテナ。ぜひ自作して試してみたいと思います。

 さて実験をしているうちに空が暗く、風も強くなってきました。そそくさをツエルトを畳んで下山開始。麓について山の見上げるとさっきの雲はどこにいったのか青空が見えてます。

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 最後は休暇村奥武蔵で一風呂浴びて(受付は16:00までなので要注意)帰路に着きました。

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 本日もコールいただいた各局ありがとうございました。

 

 

ハムフェア2016参加

今年のハムフェアは土曜日に所用があったため(所用の一つが、貯めに貯めたQSLカードの印刷だったりするのですが)、日曜日にJG1GPY局、7M4EZB局と行ってきました。

 今回の狙いの品はこちらのキーヤー。以前からSOTA仲間のJP3DGT局やJF1NDT局からおすすめいただいている一品です。

KEYER2009 - Gejigeji Club

 もう一つの狙いはこちらのアンテナ。

www.diamond-ant.co.jp

 山岳移動ではRH770というノンラジアルのホイップアンテナを釣り竿に取り付け地上高を高くしてQRVするのが飛ばすコツとのこと。先日自作した6ele八木と較べてみたく購入してみました。

 現地到着したのは9時半過ぎ。既に100人以上が並んでいます。

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 まず最初に買い物だけ済ませてしまおうと蚰蜒倶楽部のブースへ直行。無事KEYER2009をゲットしました。このキーヤーATmegaのISP端子もついており、いろいろと今後遊べそうなグッズになりそうです。また倶楽部の方々が本当に自作が大好きなようで「何か作ってほしい移動アイテムはないですか?」とのこと。以前よりラッチリレーを使ったQRP用ATUがあればいいなと思っていたのでリクエストさせていただきました。

 次に伺ったのが「山の無線」のブース。JI1TLL須崎さん・JH0CJH川内さん、JA1ATC小林さん、JR1NNL後藤さんといった皆さんとアイボールすることができ大変楽しい時間を過ごすことが出来ました。また山岳移動用のリグ・バッテリー・アンテナなど貴重な情報を共有いただきありがとうございました。

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 時間の都合でお会いできなかった方も多いのですが、またの機会にぜひお会いしたいと思います。

 

(おまけ)

早速自宅で戦利品を繋げて遊んでいます。やっとキーヤーがHB-1Bと釣り合うサイズになりました。F2用のオーディオ/PTT出力がついてのいるのが楽しいですね。430MHz F2でアクティベーションのご要望があれば、ぜひトライしてみたいと思います。

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大菩薩嶺 JA/YN-024

 夏休みのアクティベーション第2弾は大菩薩嶺 JA/YN-024です。今回は7M4EZB山内さんをお迎えしてJG1GPY安部さんと一緒におっさんトリオで大菩薩嶺アクティベーションしてきました。

 EZB局は今回が初のアクティベーション。Mountain Topper Radio (7MHz/14MHz)に自作DPを携えて参加です。

 前回は道を間違え、真ん中に落石があるような林道を通ってしまいました。今回は勝沼ICを降りて甲斐大和駅方面へ右折、大菩薩湖経由で上日川峠を目指します。

 上新川峠に着いたのは6時過ぎ。ここからいつものように唐松尾根を通り山頂を目指します。

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生憎の天気で回りはガスに包まれています。

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上新川峠から1時間ちょっと雷岩に到着です。いつもならここから大展望が開けているのですが、何もないので岩の写真。

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雷岩から少し歩くと山頂に到着。

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今日は山頂もガスっており座っていると少し寒いぐらい。QRVするバンドを調整し、少し離れて今日のシャックを開設です。下は21MHzのVDPを展開したJG1GPY局。

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こちらはMTRに14MHzのDPでQRVする7M4EZB局

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こちらはMTR。コンパクトですね。

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 私は18MHzでバーチカルEFHWでQRVしていたのですがEZB局のMTRにかなり抑圧が発生しQRVに支障がある様子。18MHzで規定の4局をQSO後はHFはQRXし430MHzにQSYすることにしました。今日のアンテナはJAMSATの6ele八木。前回は塩ビパイプで作成しましたが軽量化のため再度角材でブームを作り直しました。

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エレメントをこのようにばらして順番と上下が判りやすいようにラベル付け。風呂敷に包んでブームと一緒にザックに括り付けて担いできました。

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 関東平野にアンテナを向け430MHzをしばらくワッチします。やっと空いている周波数を見つかったので、その場でCQ。メインチャンネルで呼んでいないにも関わらず各局からお声がけをいただき、100Km以上離れた竜ヶ崎市からも59のレポートをいただけました。6エレ八木良い調子で動いているようです。次回は山岳移動の定番と言われているノンラジアルホイップRH770を釣り竿で持ち上げるというスタイルと比較してみたいと思います。

 結局30局近くの皆さんとQSOさせていただいたですが、今日はあいにく夏休みの最終日。中央高速の大渋滞が予想されるため11時過ぎには切り上げさせていただきました。山頂で昼食をとっていると思わぬ珍客が現れました。

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 帰り道は賽の河原を通り、大菩薩峠を目指します。生憎の天気ですが、真夏にしてはとても過ごしやすい陽気です。たまにはこういう日もあっても良いでしょう。

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 帰り道は世界最大の落差を誇る上日川ダムを見学して帰宅しました。なかなかの大迫力ですので、大菩薩嶺に行かれた際にはぜひお寄り下さい。

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今日もコールいただいた各局ありがとうございました。