ニューイヤーQSOパーティ参加
明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
1月2日-3日に開催されたJARL QSOパーティに開局以来初めて参加してきました。実家の二階のベランダに建てた釣り竿から14MHzのEFHWのエレメントを庭に降ろし、いつものチューナを使い7MHz 5WのQRP運用でした。
アンテナのせいもあるかもしれませんが、両日ともにバンドコンディションが思わしくなく、当初20局など半日で終わるだろうとたかを括っていたのですが大苦戦となってしまいました。庭にキャンプ用の椅子と机を持ち出しての凍えながらのQRVでした。
規約を読んでみたらQSOパーティという趣旨からか途中移動を規制するルールがありません。最後は自宅に戻る際に近所の生田緑地に立ち寄り430MHzで規定局数を稼がせていただきました。自宅に帰ってから早速紙ログを作成し提出。紙ログを提出するのは中高時代のクラブ局以来。たまにはこういうアナログな手続きも良いですね。さて後11回続けて参加できるでしょうか。今回は苦戦してしまったので来年はどこかに移動して430MHzあたりで短期決戦にしたいと思います。
今年のお正月休みは短めであまり時間がなかったのですが、自宅でぼちぼちと自作で遊んでいました。こちらはKX2用に製作を予定している50MHzのトランスバータのプロトタイプの受信部です。2SK241のプリアンプを通した後NJM2594で28MHz帯へ。手持ちの水晶がなかったのでLoにはSi5351のVFOを使っています。KX2はトランスバータを使ってQRVする周波数を7つまで設定でき、各々に周波数の下端、中間周波数、オフセット、出力電力(デフォルトでは100mW)を指定することできます。とりあえずTS-590と感度だけは遜色ないレベルで受信することができました。
手元に三菱のRD06HVF1があるのでこれを使って送信部を作りたいと思います。KX2にはリニアやトランスバータの制御用にアクセサリ端子がついているので送受切り替えも簡単に作れそうです。
もう一点検討中なのがKX2内蔵用のLiION電池。18650三本が内蔵できそうなので充電・過放電制御用モジュールをAliExpressで入手しました。10枚520円と激安です。
良く秋葉原でも扱っている物のようで、充電制御用にTP4056、過充電・過放電制御用にDW01と電池への入出力を制御するMOSFETのスイッチが載っています。B+-にバッテリ、OUT+-に負荷、INは充電時の入力、充電時にも負荷側に電圧がかかるようです。生セル一つにこれを付けることになるのですが、3セル直列にすると充電時はセル一つ一つ順番に充電していくことになりそうです。同時に充電するためにトランスで絶縁されたDC出力を3つ作るという手もありますが、面倒なのでMicroUSBに順番に刺していくという原始的な方法で対応しようかと思います。
生セルではなく保護回路付きの18650を買ってきてチャージャだけこのモジュールで作った方が早いかもしれませんね。うまいやり方をご存じの方はぜひ教えてください。
・追記
1/7に総通から局免と無線局証票が届いてました(手前は製作予定のキット)。12/17にJARDに申請を始めて2回JARDとやり取り、総通で1回修正があリました。年末の休みを考慮すれば随分早い審査だと思います。