H40FN
先日VDAと一緒に展開したEFHWですが、単独でも問題がないか再度エレメントの調整をしてみました。自宅から車で20分くらいの若葉台みはらし緑地へ移動してアンテナを展開。ポール設置にも慣れてきてEFHWだけなら10分程度で展開できるようになりました。
各バンドで調整したところ大きな問題はないようです。ポールが長くなった分一番長い14MHzのエレメントも垂直に展開できるようになりました。
エレメント長の調整のギボシも手元の方につけることにしました。軽量化の為かなり簡素な作りになっています。:-)
アンテナの調整も完了し18MHzをワッチしていると、何やらパイルが。H40FNソロモン諸島テモツ州からのDXpeditionのようです。当局、DXCCをやっているのかいないのか不明なぐらいアクティビティの低い状態なのですが、昨年のVK0EKのHeard島以来久々のニューエンティティらしいことが判明。ちょっと頑張って呼んでみることにしました。
スプリットがUP1-4KHzに拡がっているためKX2をDual Watchモードに。右からはRX用VFOでご本尊が、左からはTX用VFOでコールしている局が聞こえます。高級なリグでは普通にある機能のようですが、我が家のTS590ではTFSETでVFOを切り替えながら聞くしかなかったのでKX2になって格段に操作性が向上しました。
パイルを聞いていると団子状態から少し外れたところで呼んだ局にコールバックが返ることがよくあります。その際にその局から少し外れた周波数(上か下かはオペレータの癖によります)で次にコールするとピックアップされる可能性が高いという経験則があるため、いつもちょこまか動きながらまるでコバンザメのようにコールしています。
今回も厚いパイルだったため、10Wにパワーアップした上で、コバンザメ作戦。運とロケーションに恵まれたのか10分ぐらいでピックアップして貰えました。しかしKX2の使い勝手はなかなかのものです。自宅でもリニアを付けて使ってみようかな。
さて、やっと取れたと顔を上げてみるとアンテナをリグを覗いている方がおられます。お話させていただくと、近くにお住まいのJP1FPJ局でした。お空ではお会いしたことがなかったのですが6mやHFのCWでもアクティブにQRVされているとのこと。サイクル21の昔話など楽しくお話させていただきました。
こうやって色々な方とお知り合いになれる機会があるのもアマチュア無線の楽しみの一つです。おかげ様で楽しい休日のひと時を過ごすことができました。